自信のない人・決められない人必見!自分を知って生まれ変わりましょう!その2
こんにちは
天陽です。
自信のない人・決められない人必見!
自分を知って生まれ変わりましょう!その2
今回のテーマは
「ドライバー」です。
ドライバーと言っても
車の運転手のことではありません。
どちらかというと
意味合い的には
木ねじに近いです。
ちょうどいいくらいに締めていればいいのに
これでもか、これでもかと
木が壊れてしまうくらいに
木ねじを回すパターン。
これって
木を、つまり自分を
知らない人
見失ってしまっている人の
パターンです。
ドライバーとは
自分で創ってきた「人生脚本」。
人生を大きく左右するこの脚本に影響を与えるものとして、
禁止令の他に「ドライバー」というものがあります。
たとえば、
昼間はバリバリと働き、定時で仕事終了。
その後は、セミナーに通ったり
遊びに行ったりと
アフター5も充実している。
趣味や特技が多彩で、
休日は友人と出かけ、
恋愛もしっかりできている。
そんな人を見ていると、
「羨ましい」と思うでしょう。
もしかしたら、
あなたご自身が
そういった毎日を
送っているかもしれません。
しかし、その人たちは
自分が決めた人生脚本どおりに
自由に生きているのでしょうか。
世の中には
他人から(知らないうちに)決められた
人生脚本で生きている人も多いのです。
とても充実していて、
楽しそうな毎日を過ごしていても
実は「人生脚本」という
思い込みにとらわれているかもしれません。
テイビー・ケーラーという
アメリカの臨床心理学者は、
子どもを行動に駆り立てるメッセージを
「ドライバー」と名付けました。
ドライブには運転するという意味のほか、
「駆り立てる」「追いやる」
という意味もあるのです。
子どもは、
親の言動によって
行動を駆り立てられることが
わかっています。
その一つが「ドライバー」です。
自分の中に
「ついやってしまう」
「こうしてないと不安」
という行動パターンがあるならば、
それはきっとドライバーの影響でしょう。
あなたが所持するドライバーチェック
次の文の中で、
あなたが幼少期に親(保護者)から
言われた覚えがあるものをチェックしてみてください。
1 「なんだたった80点かよ」
「こんなことで喜んでいてどうする」
「1度くらい良い点とったからって浮かれてんじゃない」
2 「怠けてたら(ありとキリギリスの)キリギリスみたいになるわよ」
「遊んでいたらろくな人間にならない」
3 「早く食べなさいよ」
「いつまでやってんだ」
4 「よくがんばったね」
5 「なんだ男のくせに」
「こんなこともできないのか」
いかがですか?
では、5つのドライバーについて
解説いたしましょう。
特に、あなたがチェックをつけた項目が
あなたの中にあるドライバーです。
解説:5つのドライバー
(複数所持している人もいます。)
1.完全であれ
「なんだたった80点かよ」「こんなことで喜んでいてどうする」
★特徴
・白黒をはっきりさせないと気が済まない。
・要点をまとめようとする「例えば…」「先ほどにも言いましたが…」
・きちんとした姿勢
・格好をつける
・隙がない・前置きが長い・
・繰り返し確認する
・表情が固い
・何かに追われている
・失敗を恐れる
・一生懸命していれば存在していいと思っている
※ ご自身にこう言ってあげてください・
「そのままでいいよ。」
「十分やってます。」
「十分できています。」
2.努力せよ
「怠けてたら(ありとキリギリスの)キリギリスみたいになるわよ」
★特徴
・口では「頑張ります」「…したいと思います」というが行動しない
・行動する前に「難しい」「できない」「意味が分からない」などと思う
・いつも「もう少しなのに…」と自分を叱咤する
・もっともっと の 欲張り人生
・楽しめない
・これくらいで満足しちゃダメ
・固い姿勢
・説得調の話し方
・努力すれば何とかなる。
・厳しい表情
※ ご自身にこう言ってあげてください・
「今の自分で十分満足。」
「足りていることに感謝しよう。」
3.急げ
「早く食べなさいよ」
★特徴
・何事も急いでしなければとあせり失敗する
・考えるより前に行動だ!とスピード感を重視
・いくら学んでも身につかない
・比較される
・いつもイライラしている。
・大声で早口
・人の話を途中で中断する。
・せかせか歩く
※ ご自身にこう言ってあげてください・
「落ち着いてからやってみよう」
4.(他人を・親を)喜ばせろ
「よくがんばったね」
ただし、親は直接的にこれらのメッセージを
いつも言葉にして伝えているわけではありません。
たとえば、運動会で1等賞を取ってときに
「よく頑張ったわねえ。ご褒美を買ってあげよう」
という親の喜ぶ姿を見て、
「もっと喜ばせないと親に愛してもらえない」
と、子どもが「喜ばせろ」のドライバーを受け取ることがあります。
つまり、これらは必ずしも親の本意とは限りません。
親は単純に喜んでいるとも考えられるのです。
★特徴
・他人の期待に応えることを優先し相手の心の中を探る
・相手の感情も自分の責任であると感じている
・気を使いすぎて疲れてしまっている。
・低姿勢にふるまう
・無理をする
・他人の顔色をうかがう
・人のために頑張りすぎる
・我慢してでもやる
・自分のことは後回し
※ ご自身にこう言ってあげてください・
「自分も喜んでいい」
「自分を大切に」
5.強くあれ
「なんだ〇〇のくせに」
★特徴
・困難なことがあっても平静を装う
・自分の感情を、社会や他人のせいにする
・忙しくても、さらに仕事を抱え込む
・無表情
・我慢強そうに見える
・頼ってはいけないと思っている
・甘えられない
※ ご自身にこう言ってあげてください・
「頼ってもいいよ」
「甘えてみていいよ」
まとめ
いかがでしたか?
今回は、5つのドライバーについてでした。
これらは、どれもある程度は必要な要素です。
しかし、心を強く支配されるようになると、
極端な行動に、自動的・衝動的に結びつく
可能性があります。
たとえば、「努力せよ」のドライバーに駆り立てられ、
周りの人に止められても働く人もいるでしょう。
もし身体を壊してまともに働けなくなってしまったら、
結果的に自分が苦しむことになるし、
周りにも多大な迷惑をかけることになります。
「もう少し肩の力を抜こう」と楽になるためにも、
ドライバーの存在を知っておくのは必要だと思います。
禁止令とドライバーが、がんじがらめになって、
自分ではどうすることもできなくなる人がいます。
鬱になったり、
薬物に依存したり、
引きこもったり、
犯罪者になったり。。。
不幸な例は多々あります。
まず、自分のパターンに気づくことからはじめましょう。
天陽でした。