打って実感!タイピングスピードマスター(step3)
ご訪問いただきありがとうございます。元気が出てきました天陽です。タイピングスピードマスターについてお伝えしていますが、スピードをつけようというよりも正確に打つことと、リズムよく意識することがスピードにつながる。ということが基本になります。前回にもお伝えしましたが、できることを徹底的に続けることが大切です。凡事徹底という言葉のとおりです。ですから、もし今回のトレーニングがうまくいかない場合は、前期までの範囲でのトレーニングにいったん戻ることをお勧めします。前回までのトレーニングは、キーボードの2段目のみのトレーニングです。指の役割分担を頭で理解することに加え、指がスムーズに動くことが大切な要素です。特に、薬指や小指が楽に動かせるかどうかが、ここから先の上達に大きく影響してきます。今回のトレーニングにおいては、1段目の人差し指パートが増えますが、2段目においては、その他の指のパートも出てきます。人差し指に意識が行きがちではありますが、その他の指も意識してじっくりと進めていきましょう。
では、今回は第3回め。2段目の練習に加えて、1段目の練習です。この1段目は、ホームポジションの上に重要です。ホームポジションよりも重要という意味ではなく、あくまでもホームポジションがしっかりした上で重要だということです。なぜでしょう。
ご存じのとおり、ローマ字のほとんどは「子音」+「母音」です。『か』は K + A、『せ』は S + Eですね。アルファベットキーはキーボードの2段目・1段目・3段目に散りばめられていますが、母音はどこにあるでしょう?A は 練習しました。I U E O どこにあるか探してみてください。
すべて、1段目にありますね。日本語をローマ字入力する場合、ほとんどこの母音を入力する必要があります。ですから、母音が集中する1段目の練習がとても重要になるのです。
ローマ字入力とかな入力
ここで、「ローマ字入力」と「かな入力」の違いについて触れましょう。ローマ字入力の場合は先述のとおり、基本的には「子音」+「母音」と2タッチ必要ですが、かな入力では1タッチで済みます。ただし、アルファベット26字に対し、かなキーは倍の50音の配列を覚えないといけません。確かに配列をしっかりと熟知すればローマ字入力の倍の速さで入力できます。どちらを選択していただくのかは、当然のことながら、あなたの決めることです。楽に入力できる方を選択していただければ良いと思います。ここでは、ローマ字入力を基本としてお伝えさせていただきますが、かな入力をされる方にも、指使いのトレーニングにはなりますので、そのまま続けていかれることをお勧めします。指が楽に使えるようになった時点でかなキーの配列を覚えていくとうまくいくと思います。
ウォーミングアップ
それでは1段目の練習です。その前に。。。ホームポジションに指を置いて、ウオーミングアップから始めましょう。慣れることが肝心。それぞれの行を2~3回ずつ練習しましょう。今回は、短縮バージョンをお伝えします。前回のものと比較して、楽にできる方で続けてみましょう。
ウォーミングアップ
fjf△jfj△fjf
fgf△gfg△fgf
jaj△aja△jaj
faf△afa△faf
↑この練習がリズムよく打てるようならば、あなたはタイピングが随分上達しています。まだ、ゆっくりゆっくりでも全然かまいません。すべての指が使えるようになることと、キーの位置を無理なく覚えるとがその目的です。
では今回のポイントです。
1段目人差し指
いつものとおり、ホームポジションに指をあてます。
ホームポジションの記事はこちら
今回は、2段目と1段目にまたがりますから、ホームポジションに指を戻すことをしっかり意識していきましょう。人間が立ったり2足歩行をする場合に重要となるのが「体軸」です。この「体軸」がしっかりしていないと立てなくなってしまったり、歩けなくなってしまいます。その反対に、体軸がしっかりと整っていれば、歩行が楽になり、走るのも速くなるのです。スポーツの上達にもこの「体軸」の安定は重要なポイントととなるのです。
タイピングにも同じことが言えます。「軸」がしっかり整えば。楽にそして早くタイピングできるようになります。その「軸」こそがホームポジションなのです。つまり、1段目や3段目のキーをタイプしたら、2段目にあるホームポジションに指を戻すのです。そして次のキーに移ります。慣れるまでは、しっかり意識しましょう。無意識でもできるようになるまで徹底してみてください。この先の上達度が格段に高くなります。
練習①
frf△frf△frf ×3
rfr△rfr△rfr ×3
juj△juj△juj ×3
uju△uju△uju ×3
練習②
ftf△ftf△ftf ×3
yty△rtr△yty ×3
jyj△jyj△jyj ×3
yjy△yjy△yjy ×3
再三お伝えしていますが、人差し指はF と S に置きます。他のキーを打ったあとには、それぞれの指をF J にもどします。ここが重要なポイントです。
今回は、人差し指中心のトレーニングになりますが、人差し指をF J に戻すこともしっかり意識しましょう。
練習③
fgfr△fgfr△fgfr ×3
jhju△jhju△jhju ×3
fgft△fgft△fgft ×3
jhjy△jhjy△jhjy ×3
練習④
fgfrft△fgfrft△fgftft ×3
jhjujy△jhjujy△jhjujy ×3
実践練習
では、2段目のキーを追加します。楽に打つことで、指を正確に使いましょう。
実践練習①
fafu△fafu△fafu ×3
jula△jula△jula ×3
usa△usa△usa ×3
gusa△gusa△gusa ×3
ここからは、ローマ字モードにして練習しましょう。1単語につき、3回ずつ入力しましょう。漢字変換は、意識せず、入力したら小指でEnterキーを押して、その後に親指でスペースバーを押しましょう。
実践練習②
かさ(kasa) くさ(kusa) ふかさ(fukasa hukasaどちらでもok) すぐ(sugu) つた(tuta) くつ(kutu)
しゃつ(shatu syatuどちらでもok)
まとめ
いかがでしたか?今回は、1段目(人差し指)の練習でした。ローマ字入力モードでのトレーニングも入ってきて、実践に近づいてきました。
毎日少しでも練習を続けていくと早く身につきます。これは、自転車に乗れた時と同じです。どなたも、自転車に乗ろうと思って、初めて乗れるようになるまでは、集中して練習した記憶があるのではないでしょうか?そして、その技術は、今でも覚えていることだと思います。ですから短時間でも、ここでは毎日トレーニングしてみましょう。
のんびり、正確に、持続させることがタイピングのスピードにつながります。次回は、1段目の練習を続けます。それまでは、step1から今回までの復習を続けてみてください。
では、この先も幸せな時間をお過ごしください。
天陽