打って実感!タイピングスピードマスター!!(step1)

ご訪問いただきありがとうございます。

天陽です。

今回は、PC編です。私は高等学校で情報処理やプログラミングなど情報やパソコンに関する科目を担当してきました。以前は高校にて初めてパソコンに触れる生徒がほとんどでした。また、パソコンに触れる授業の時間もそんなに長くなかったため、タイピングに時間を割くことができにくい状況にありました。ただ、授業において正しい指使いを教えることが可能でしたので、短い時間の中でもタイピングが上達することのお手伝いができました。

独学でPCを始めるにあたって誰もがつまづく可能性があるポイント。そのひとつにキータイピングがあります。指導される方が言う正確に入力することの大切さ。確かにこれはとても正しいことであり、間違いはありません。そしてこの正確さが早さにつながります。これも正しいことです。そして、正しいコツをつかむことで伸びるということは、ランニングと同じです。ここでは、キーボード入力を正確にする。つまりはキーを打つためのコツをお伝えすることにします。

今回は、step1 キーボードに慣れる です。

基本姿勢

諸説ありますが、椅子の高さは高めにします。

その一番の理由は、ひじの角度を鈍角(90度以上)にする。つまり極端にひじを曲げないことにあります。

タイピングは、脳からの命令を様々な神経を通して指に伝え、その命令通りに指が動くということにつながります。ひじが曲がりすぎると神経伝達が遅くなります。そして、腕の筋肉が動きづらくなり疲れやすくなります。なるべく、ひじを伸ばすようにするためには高い椅子に座ることで可能になります。

ただし個人差はありますし、その日の感覚によっても変わります。

長い時間キーをたたく仕事をする方は、途中で椅子の高さを調整することで、筋肉の使われ方が微妙に変わるので、リラックスして入力す状態を持続しやすくなるのです。

Free-Photos / Pixabay

ホームポジションを徹底的に覚える。(指に覚えさせる)

まずはホームポジションに指をあてます。

ここで最初に知っておきたいことは、26あるアルファベットキーのうち、形が違うものが2つあります。どのように違うかというと、小さなチョボがついている。線が突起している。キーが少し深く掘れている。など会社によって様々ですが、ほかのキーとの違いが分かるようになっています。

お判りいただけたでしょうか?

答えは、F と J です。

この二つのキーを中心に、ホームポジションに指をあててみましょう。

左手

小指=A 薬指=S 中指=D 人差し指=F

 

右手

人差し指=J 中指=K 薬指=L 小指=;(セミコロン)

 

step1での練習は、基本的には、人差し指のみになりますが、今回は人差し指以外の指もそれぞれホームキーにあてて行うようにしましょう。慣れてきたら、あてなくても形ができてきますが、慣れるまでは、わざとあてておくようにします。なぜなら、今回は使わなくても、この先に使うようになったときに動きやすくするためです。ですから、人差し指だけを立てての練習は、お勧めできません。

 

では、実際に練習してみましょう。

Word などのワープロソフトや Excel などの表計算ソフトを立ち上げて練習していきます。または、メモ帳などのエディタを使用されても構いません。かなモードではなく、半角英数モードまたは全角英数モードで練習します。

練習①

fjf△fjf△fjf これを3回繰り返します

jfj△jfj△jfj これを3回繰り返し。

△はスペースキーを表します。(実際に△を入力するわけではありません)

スペースキーは親指で押します。

では、4×2本の指をキーにあてて始めましょう。

最初は人差し指だけで始まますが、前述のとおり、ほかの指をそれぞれのキーにあてておくことが大切です。

くどいようですが、あてておくことで薬指や小指の神経が刺激され、薬指や小指が動かしやすくなるのです。

一つ一つの練習が次の動きにつながります。

point キーをたたくという表現をしますが、なるべく音を小さくさせるようにします。

強くたたくと疲れやすくなります。ストレス抱えてる人、注意ですよ(笑)

 

 

練習②

次の練習は、F G H J の練習です。

人差し指でたたきます。

F J 以外のキーも出てきますが、

Gは左の人差し指、Hは右の人差し指で打ちます。

GやHのキーを打ったら、左人差し指はF、右人差し指はJに戻すようにします。

遊びに行った子どもたちが、夕方家に帰ってくる。必ず帰ってくるという意味で先ほどの基本キーをホームポジションというのです。

練習②

fgffgfgfggfg ×3回

jhjjhjhjhhjh ×3回

fgfjhjfgfjhj ×3回

 

まずは、この4つのキーのみです。

間違いなく打てるようになったら、キーボードを見ずに打ちましょう。

少なくとも、この4つのキーを、キーボードを見ずに打てるようになるまでは、次に進まないでおきましょう。

もし4つが難しいようならば、最初はfとjの2つだけでも結構です。

(これは、スピードを必要とする可能性がある場合の方に限ります。スピードをそんなに要しない場合は見ながらでも充分であると私は思います。)

3D_Maennchen / Pixabay

早く打ちたかったら、ゆっくりたたく。

 

ここで、重要なポイントをお伝えします。

すべての指が動くようになるまでは、早く打とうとしないことが重要です。早く打とうとするとどうしても人差し指と中指に頼ります。小指や薬指が正しく使えるようになるまでは、ゆっくり確実に打つことが肝心です。そして、できるだけ一定のリズムで打つことが大切なポイントです。

では、今回最後のポイント練習です。

 

チャレンジ練習

5つ目のキーに挑戦です!

この練習は、無理にはしないでください。

そのキーは A です。

A は キーボードの2段目。一番左にあります。

A は 左指も小指で打ちます。

何でここで A なのか?

① ローマ字入力でたくさん必要になる 母音である。

② ホームポジション(キーボード(アルファベット)の2段目)の中にある。

③ 使いにくい小指を今のうちに動かす癖をつける。

といった理由です。

では練習です。

練習③

jaj△jaj△jaj ×3回

faf△faf△faf ×3回

jhja△jhja△jhja ×3回

fgfa△fgfa△fgfa ×3回

※この練習は、きつかったら次回以降にAの練習が出てくるまで

やめておきましょう。

freephotocc / Pixabay

まとめ

いかがでしたか?今回はホームポジションの基本についての練習でした。

ランニングと同じで、動きは夜寝ているうちに体によみがえります。ですから、基本がしっかりするまでは、慌てず正確に少しずつ進めていくことをお勧めいたします。また、正確なキータイピングができるようになるまでは、タイピングゲームをする際に当たって注意する点があります。それは、スピードを意識するソフトはまだ利用しないほうが良いということです。慌てれば慌てるほど、自分の癖が出ます。つまり大概の場合、人差し指や中指をたくさん使ってしまいます。これでは、正しいタイピングを習得することは難しくなります。意識しないと、普段動かす量が少ない小指や薬指を使いません。この小指と薬指をきちんと使えるようにするためには、人差し指や中指ばかりに頼るということはご法度になります。ですから、この段階ではまだゆっくりじっくり練習されることを進めるというわけです。

目標は3週間でマスターすることです。マスターできないなと思われても、5分でも構いません。今日から3週間は毎日練習練習してみてください。3週間後のタイピングが全く変わっていることに気づかれることだと思います。

それでは、次回まで出来れば毎日少しでも練習してみてください。

天陽

たのまな

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